『女性にとっての子宮』という名のスピ話

white moon on hands

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子宮は神秘的なんでしょうか。

   

友人からの子宮に関するスピ話をきっかけに

現実と不思議の間を少しフラフラしながら、

自分の立ち位置を確認することができたっていうお話です。

子宮全摘を全否定された件

スピリチュアルな事が大好きな友人に、

今回の私の手術の話を話したら、

「女性にとって、ものすごく大切な子宮を取ってしまうなんてあってはならない!!!」

って、ものすごい剣幕で言われました。

   

  • 子宮は、本来の目的に使うことがなくても、絶対に無くしてはいけない。
  • 子宮は様々なストレスや負のエネルギーを溜め込む。
  • 普段から我慢したり自分の感情を抑えつけていると、子宮が知らず知らずのうちに影響を受ける。
  • 今まで溜め込んでしまったそういうものが筋腫として現れた。

と真剣に私に訴えてくれました。

    

最初は鼻ほじしながら(イメージねw)

「ふぅ〜ん」って聞いてたんですけど、

   

   

「全部取らなきゃいけないの?全部取らなくてもいい病院探した方がいいよ!(強圧)」

    

   

と彼女の熱弁を聞いているうちに、

影響されやすい私は、

    

「ほへ〜。本当に??あらまぁ、どうしよ〜〜〜???」

    

って急に子宮全摘に対しての罪悪感みたいなものが少し顔を覗かせてしまいました。

今までそんなに私の子宮ちゃん(急に子宮ちゃん呼ばわりになる)は色々なモノを溜め込んでしまっていたんだねぇ。

全摘するって手術日も決まっちゃったし、どーしよー(;゚Д゚)))

ネットでちょっと検索してみると、友達が言ったような内容がたくさんあったし、確かに自分自身の感情をギュウッと抑えつけてしまうこともよくある。

あー私はなんていう重大なこと(全摘)を決めてしまったんだろう。。

   

この時は、友達のスピ解釈を見事に受け入れてしまい、しばらく罪悪感でいっぱいの毎日を過ごしていました。

手術日も決まっちゃってるけど、聞くだけならと、一応他の病院にも2軒行ってみたんですが、「手術した方がいいと思う」って結局どのお医者さんにも言われてしまいました汗

うちの母親まで言い始めた

友達に言われて、色々と迷いが出ていた頃、母が突然、

  

「ねぇ、ほんとに全部取らないといけないの?」って言ってきた!

はぁ?マジで言ってる?オカンまで急にそれ言う??

   

同じタイミングで反対意見が飛びててきたからびっくりしてしまいましたが、

母の言い分は、スピ絡みでは全くなく、

「だって、これから結婚して子供産むかもしれないよ?」

あ、そっち??^^;

若者の言葉を借りて言うなら、草通り越して

大草原

と言うやつですねwwwww

「もう私44歳だよ??今から子供を1から育てるのはちょっと無理だよー」

って返事しておきました。

  

   

年齢で言えばもう私は中年のおばちゃんだけど、

母からしたら子供はいつまでも子供なんだなと思いました。

いちおう主治医の先生にも聞いてみた

ちょうど診察の日が来たので、

「私、全摘必要なんですよねぇ?」と恐る恐る聞いてみました。

   

え?何でそんなこと今聞くんだ?と言わんばかりで、ちょっと(いやだいぶ)空気がガラッと変わったのはわかった汗(こん時めっちゃ冷や汗かいたの覚えてる)

「筋腫も大きいし、数も多い。筋腫だけ取っても、また再発する可能性も高い。手術の回数を重ねるのは体にも大きな負担がかかる。今しておいた方がいいよ。」

  

との事でした^^;

  

全摘が必要な理由を再確認できました。

先生急にそんなこと言ってごめんね( ;∀;)色々不安だったんだよぅ。

ふと気づいてしまった。

green tree

スピ方面からはああ言われ、

オカンからこう言われ、

先生からはそう言われ、

  

私ってなんてどうしょうもない人間なんだろうか・・・あ〜どうしましょ〜・・・・

とちょっとナーバスになってしまった時期があったんですが、

ある時、急に頭にパァッと浮かんできたんです。

子宮を無くしても無くさなくても

自分という人間は何も変わらなくね?

って。

どんなことが自分に起こったとしても、

私は私。

自分のアイデンティティは変わらない。

     

子宮が無くなるからって、私という存在が消えてしまうわけではないし、

子宮が無くなるからって、幸せじゃなくなるわけではない。

    

子宮が無くなっても、幸せになれる。

silhouette photography of person standing on green grass in front of mountains during golden hour
  • 子宮は、本来の目的に使うことがなくても、絶対に無くしてはいけない。
  • 子宮は様々なストレスや負のエネルギーを溜め込む。
  • 普段から我慢したり自分の感情を抑えつけていると、子宮が知らず知らずのうちに影響を受ける。
  • 今まで溜め込んでしまったそういうものが筋腫として現れた。

こんな↑ふうに友達が言うところのスピ的解釈に、最初はだいぶ感情を引っ張られてしまったけど、

   

そもそもストレスとか我慢なんて、老若男女問わず、この世に生きている生物全部に当てはまるのに、子宮だけそんな神聖化されるのは何でだろう。男性はどうなんだ。前立腺かい?

それに、胃も腸も脳もどの臓器もストレスかかるでしょう。

  

姉たちが出産した時は、なんて神秘的な事なんだろう〜と思った事はあったけど、それは赤ちゃんと赤ちゃんが生まれる一連の過程に対して思った事で、子宮そのものにそんなことを感じた事はなかった。

ふぅ。現実に戻れたぜ。

  

少しナーバスになっている時って、何か心の拠り所を求めたくなるのかな。。

もしかしたら、今回友人から子宮に関するスピ話を聞いて、子宮を無くす自分を否定されたように感じてしまったのかもしれないです。(つまり自己肯定感とか自尊心がちょっと傷ついた)

   

私だってそりゃあ子宮をなくしたくなかったよ( ; ; )

  

自分の子供には一生会えないこと、親に孫を見せてあげられなかったこと、もう仕方がないとはいえ、そんな罪悪感のようなものはこれからずっと私の心の奥底にしまわれ続けると思う。

だから、その罪悪感がふとした瞬間に湧き上がってきた時、何かに頼らないとモチベ上げられないから、今回はそのスピ話を信じようとすることで自分のテンションを上げようと心が働いたのかも。

   

見えない不思議なことで、それっぽいこと言われると、心の隙間をツンツンとついてくるね。

実はその友人からは、波動が〜みたいなグッズや、なんちゃらヒーリングで子宮筋腫が小さくなった人がいる〜とか、色々紹介してくれてたんです^^;「私そういうのは要らんよ〜」ってサラッと断れるメンタルでよかったです。

こういう人たち(リンク先はYoutube)もいるみたいなので・・・Σ(゚д゚lll)

皆さんも変な人たちに偏りすぎちゃって、知らず知らずのうちに自滅しないようにしてほしいです。

私、割と(いやめちゃくちゃよw)影響されやすいのでね〜^^;

ブレても良いけど、ちゃんと自分の立ち位置に戻れる自分でいるようにしたい。

どんなことがあっても、

私は私だよって。

   

自分自身が自分の1番の応援隊長ってことを忘れないようにしたい!

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